卒業生から「本」の紹介です
拝啓
小生、1973(昭和48)年法学部政治学科卒業の江澤誠です。
今夏上梓した書籍を同志社校友会東京のサイトで紹介していただきました。↓
航空機の発明は新しい形態の戦争を生みだし、アジア・太平洋戦争末期の米軍による無差別爆撃で日本列島は断末魔の様相を呈しました。そして、今日、世界各地で絶え間ない争いの日々が続いており、ミサイルや無人機ドローンの登場によって、空からの爆撃は新たな惨劇をもたらしています。
本書は、アジア・太平洋戦争末期、米軍による日本列島各地への空襲が激しかった時期とその前後6年間の記録であり、無差別爆撃、捕虜、空襲軍律、BC級戦犯裁判、報復などをキーワードにして、1942年のドゥーリトル空襲から1948年のBC級戦犯裁判までを時系列に追った空襲と軍事裁判の歴史です。
また、1945年4月15日、千葉県房総半島に墜落したB29爆撃機搭乗員12名の運命と彼らの殺害が問われたBC級戦犯裁判を追い、副題『西畑村事件に見る被害、加害、そして報復の実相』が示すように、降下搭乗員の捕獲と殺害に関わらざるを得なかった人たちの苦節もたどっています。
お忙しいところ恐縮ですが、ぜひお手に取ってご覧いただき、ご批判などいただければ幸いです。
また、地元自治体の図書館にリクエストして、蔵書にしてもらえないでしょうか。
公共図書館に蔵書されれば、半永久的に、多くの人に読んでもらえる条件が整うことになり、また、資料としても残すことができます。
どうぞよろしくお願いいたします。 敬具
重複送信の場合はご容赦ください。

